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字が汚い生徒の答案はデジタル採点できない?
デジタル採点はAIによって自動で採点が行える便利なシステムですが、生徒の字によっては判別が難しく、誤った採点をしてしまうケースがあります。特に、字が汚い生徒の答案はAIによる識別が困難で、確認や修正にかえって手がかかることも少なくありません。ここでは、字が汚い答案におけるデジタル採点の限界について解説するとともに、課題解決に役立つマークシート採点のメリットを紹介します。
デジタル採点で生徒の字が汚いと何が起きる?
AIが判読不能・誤認識を起こす
字が汚い答案は、人間が見ても判読が難しい場合があります。AIも同様で、数字の0(ゼロ)とアルファベットのO(オー)を混同する、筆圧が薄くて読み取れない、消しゴムの消し残しを文字の一部と認識してしまうといったトラブルが起こりがちです。また、とめ・はね・はらいが曖昧な文字や崩し文字など、基準に満たない不明瞭な文字はAIが判別できずにはじいてしまう恐れがあります。
先生の目視確認が必要になり手間が減らない
字が汚くてAIが判別できなかった場合、最終的には人の目による確認が必要です。エラーになった答案を1枚ずつモニターで確認し、手入力で点数を修正する作業が発生します。これでは採点業務を効率化するどころか、かえって余計な時間がかかる原因になります。
誤判定による減点のリスク
AIの判定にすべてを任せてしまうと、文字の判別ができずに不正解と処理される、本来もらえるはずの部分点が認められないといった事態が起こります。結果として、「正解を書いたのに間違っていると採点された」という生徒とのトラブルに発展する可能性があります。最終的に目視による確認や修正を行いますが、字が汚いと誤読の確率が高まるため、不当な減点リスクを完全になくすことは困難です。
手書き文字認識(OCR)技術の限界
AIの手書き文字認識(OCR)の精度は日々向上していますが、文字同士がくっついている、解答欄の枠からはみ出ている、独特のクセがあるといった場合、正確な文字認識ができず誤認識をゼロにすることは困難です。人間であれば前後の文脈から予測して読める文字でも、AIは一文字ずつあるいは特定のパターンで認識するため、カタカナの「ニ」と漢字の「二」の違いを読み取れないなど、技術的な限界があるのが現状です。
採点業務の効率化に「マークシート採点」がおすすめ
字の汚さに影響されない
マークシート採点は、指定された枠の塗りつぶしの有無をチェックするだけで判定できるため、高い読み取り精度を誇ります。字が汚くても文字の不正確さによる誤認識が起こる心配がなく、システムが瞬時に正誤を判断して点数を算出します。
手書き文字を解読するプロセスがないため、採点基準のブラックボックス化を防げるというメリットもあります。ただし、マークシートでも消し残しや消しゴムのカスが原因で誤答と判定してしまう恐れがあるため、きれいに消すよう生徒へ指導することが大切です。
記述式とマークシートのハイブリッド運用
テストを作成する際、すべての問題をマークシート方式にすることに懸念がある場合は、記述式問題との併用が有効です。知識を問う問題はマークシートにしてシステムに自動採点させ、思考力や表現力を問う記述部分はシステム上で目視確認して採点を行うことで、すべてを手作業で採点するよりも圧倒的にスムーズな処理が可能です。
マークシートと記述式の併用は、知識の定着度だけでなく応用力も測ることができるため、多様な出題形式に対応できるメリットがあります。
学校の複合機とPCで導入できる
マークシート採点は専用の読み取り機(OMR)が不要で、一般的なコピー機(複合機)のスキャン機能を使って解答用紙を読み取ることができます。そのため、特別な機器を購入することなく、学校の既存設備ですぐに導入可能です。さらに、普通紙に印刷した自作のマークシートを読み取れる採点ソフトやアプリも多く登場しており、初期投資を大幅に抑えて運用を始められるメリットがあります。
マークシート採点ならAIの自動判定が有効的に活用できる
生徒の字が汚いと、AIが手書き文字を採点する際に誤認識が起こりやすく、再度見直しや修正を行う手間がかかってしまう恐れがあります。その点、マークシートであれば、塗りつぶしの有無を判断するだけなので、高精度で瞬時の採点が可能となり、教員の負担を大きく削減できます。記述式との併用も視野に入れることで、AIシステムの利便性を最大限に活用できるでしょう。
下記2社は、マークシート採点はもちろん記述式にも対応できる採点システムを提供しています。テストの採点業務を効率化したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
記述式にも対応できる
おすすめのマークシート会社2選
スキャネット
引用元:スキャネット公式HP
(http://www.scanet.jp/)
- 集計/採点用ソフトの費用
- 無料ソフトあり※有料ソフト99,000円~
- 取り扱っている
読み取り機の種類
- スキャナ44,000円~
- 導入にかかる最低費用
- 48,180円
教育ソフトウェア
引用元:教育ソフトウェア公式HP
(http://www.kyoikusw.co.jp/)
- 集計/採点用ソフトの費用
- 107,800円~
- 取り扱っている
読み取り機の種類
- OMR※費用は要問合せ
- 導入にかかる最低費用
- 622,600円
【調査対象】
2023/5/8時点、Google検索で「マークシート 導入」と調べ、検索結果に表示された上位50社を選出。
【選定基準】
その中でマークシート、集計/採点用ソフト、読み取り機の金額が明記されている2社をピックアップ。