公開日:|更新日:
費用で比較!
マークシートを読み取る専用機械(スキャナ・OMR)にはいくつか種類があります。そこでここでは、汎用性の高いマークシートを読み取る一部の機械について、スペックやその特徴をご紹介します。また、スキャナとOMRの性能・コストの違い、読み取り機械の導入・ランニングコストを抑えるポイントなども解説しています。
スキャナはさまざまな用途で利用できるOA機器です。汎用性が高い、使いやすい、そして何より導入コストが安いという利点があります。OMRの半額以下の価格で購入できるケースも珍しくありません。
スキャナはもともとマークシートのために作られた機械ではないため、読み取り精度はピンキリ。しかし、最近は技術の進化によって読み取り精度が高いスキャナも登場しています。
中でも読み取れるマークシートの種類が豊富なスキャナの概要を簡単にまとめているので、比較材料としてお役立てください。
1分間につき60枚のマークシートを読み取れるスキャナです。両面読取の場合、1分間で120面のマーク欄を読み取れます。
1分間につき27枚のマークシートを読み取れるスキャナ。両面読取も対応しているので、1分間あたり最大54面のマークシートを読み取れます。
1分間につき60枚のマークシートを読み取れるスキャナです。両面読取の場合、1分間で120面のマーク欄を読み取れます。
A4サイズの両面マークシートを1分間で30枚(60面)の読み取りが可能なOMR。マークシートが詰まるトラブルを解消したモデルです。タッチパネルの操作が簡単で、Wi-Fiでパソコンと連携可能。使い勝手がよいと口コミでも評判です。
1分間で60枚(120面)の読み取りスピードがあるマークシート読み取り機です。液晶パネルが付いていて、操作が楽チン。起動時間も短いので、スムーズに使えますよ。
1分間に80枚の読み取りスピードを持つマークシート読み取り機。読み取ったシートの裏に識別番号を印字する機能を搭載しており、書類の管理にも役立ちます。コンパクトサイズですがA3用紙にも対応。起動時間が短く、ストレスなく使えます。
機能性や品質が高い上に、コンパクトなサイズであることから限られたスペースに置くことができるスキャナ。紙詰まりを発生しづらくする仕組みを搭載しているので、読み取り中のトラブル対応は少なめ。安定した機能と使いやすさに定評があります。
1分間あたり75枚もマークシートを読み取れるスキャナです。搭載されたセンサーを給紙状態をチェックし、紙詰まりや給紙ミスのトラブルを回避。他にもスキャナの利用者にストレスを与えないためのさまざまな機能があるので、スムーズな作業ができるでしょう。
カラーA4原稿を毎分60枚ペースでの読み取り速度を可能にしたスキャナです。スリープ状態からの再起動を1秒以内に短縮したことで、スムーズにスキャニングできます。また原稿の詰まりにも配慮した機能が付いているため、集計時のストレスを抑えた作業ができるでしょう。
スキャナドライバ「PaperStream IP」を搭載することで、高品質の画像処理ができるようになったfiシリーズ。さらにfi-6800はモノクロ・カラーの原稿を毎分130枚という高速読み取りも実現しています。備え付ける材料を少なくすることで軽量化にも成功し、使い勝手も良いと評判です。
OMRとは、鉛筆で塗りつぶされたマークを光学的に読み取り、そのデータをパソコンへ転送してくれるマークシート専用機械。読み取り精度や処理スピードが非常に優れているのが魅力です。ここではOMRをいくつかご紹介します。
1分間につき100枚のマークシートを読み取れるOMRです。読取精度は99.99%(※)。さまざまなサイズのマークシートを読み取れますが、両面読取には対応していません。
SR-430と同様に、99.99%(※)の精度で1分間につき100枚のマークシートを読み取れるOMRです。オプションをつければ、両面読取やバーコード読取、ボールペンで塗りつぶしたマーク欄の読取も可能になります。
読み取り機の価格はピンキリです。安ければ良い、高ければ良いというわけではなく、使用する目的に合った読み取り機を選ぶことが大切です。ハガキサイズの小さなマークシートを読み取るだけなら、邪魔にならない小型のものを選ぶのがおすすめ。アンケートや小テスト、試験など、複数の用途がある場合は読み取れるマークシートの種類が多い機械を選んだほうが良いでしょう。
もし、安い読み取り機を購入したとしても、使いたいマークシートに対応していなかった場合は、マークシート用紙か機械を買い直す出費が発生します。
マークシート用紙の価格は販売会社によって大きく異なります。機械によってはマークシートのサイズに対応していないものもあります。
ソフトウェアの価格はピンキリです。無料で利用できるソフトウェアもあれば、数十万円かかるソフトウェアもあります。使用目的に合った機能のソフトウェアをピックアップして、その中から安いものを選ぶことが機械の導入コストを抑えるポイントです。
また、ソフトウェアの中には、パソコン1台につき1ライセンスという制限があるものも存在します。複数台のパソコンでOMRを使用したい人は、ソフトウェアを何本購入する必要があるか事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
ちなみに、ライセンスは有効期限がある場合もあります。試験的に読み取り機を導入する場合は、ライセンスの有効期限が短いものでも問題ないでしょう。ただし、長期的に読み取り機を使用する予定なら高くついてしまうので要注意。長い目で見てコストパフォーマンスの良いソフトウェアを選ぶことをおすすめします。
手持ちのパソコンがソフトウェアに対応していない古いモデルだった場合、パソコンを買い直す必要があります。読み取り機とソフトウェアを選ぶ際は、パソコンを買い直す必要性も確認したうえで総合的な予算を見積もりましょう。
読み取り機の価格を左右するのは以下のポイントです。
上記のポイントを踏まえ、マークシートの使用目的に合った性能の読み取り機械を選びましょう。
Copyright (C) マークシート導入で業務効率化のススメ All Rights Reserved.