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費用で比較!
原稿の指定にしたがい、文章や図表などをページに配置していく「組版」の専門会社である日本フィニッシュは、マークシートについての事業も展開しています。この記事では、日本フィニッシュの業務内容について、特にマークシート事業を中心にご紹介します。
引用元:日本フィニッシュ公式HP(http://www.n-finish.co.jp/)
まずは、日本フィニッシュが提供しているマークシート業務の対応範囲を見ていきましょう。
用紙作成 | 読み取り機 | ソフト | アウトソーシング |
---|---|---|---|
○ | ○ | - | ○ |
日本フィニッシュのマークシート事業では、マークシートの作成、印刷、読み取り、採点や集計などを行っています。
日本フィニッシュのマークシート事業について、公式ホームページに費用の記載はありません。費用は、業務の内容によって変わってくるため、一律に決められないからだと思われます。ただし、公式ホームページには、「低価格でありながら高品質」との記載はあります。費用が知りたい場合には、直接問い合わせをしてみましょう。問い合わせは、公式ホームページのWebフォーム、電話、およびFAXにてできるようになっています。
日本フィニッシュでは、「OMR」を使用してマークシートを読み取ります。OMRとは、「Optical Mark Reader」の略称で、日本語では「光学式マーク読み取り装置」と訳されます。OMRと似た言葉として、「OCR」があります。OCRとは、「Optical Character Reader」の略称で、文字を読み取り、テキスト化する装置のことです。
OCRが文字を読み取るのに対し、OMRはマークシートを読み取ります。そのために、OCRでは起こることがあるご認識を起こす可能性が低くなり、正確性や公平性が必要となる入学試験や資格試験、アンケート調査、くじなどに広く利用されています。
「マークシートを読み取る」といっても、顧客によってさまざまなニーズがあるものです。まず、試験のために行うのか、アンケートのために行うのかなど、目的がさまざまです。また、読み取ったデータをどのように使用するかも、ケースバイケースで異なります。
日本フィニッシュのマークシート事業では、顧客の細かなニーズに応じてさまざまに対応します。マークシートの読み取りが、試験のためであっても、またアンケートのためであっても対応することが可能です。また、マークシートを読み取ったあと、試験の場合なら採点を、アンケートの場合なら集計をしなくてはなりません。日本フィニッシュでは、採点や集計まで対応することが可能だそうです。
日本フィニッシュは、マークシートの採点や集計をするためのシステムを自社で作成しています。システムは、外部から購入した場合には、そのための費用がかかります。しかし、自社で作成してしまえば、作成費用は不要となります。ただし、システムを自社で作成するためには、それが可能となるだけの高度な技術が必要です。組版専門業者としての技術の蓄積がある日本フィニッシュだからこそ、できることだといえるでしょう。
自社作成したシステムを使用して採点や集計を行うため、費用は低価格になっているとのことです。しかも、低価格だからといって低品質ではないとのこと。「低価格でありながら高品質だ」と、日本フィニッシュは自社のマークシート事業について、自信を持っているようです。
日本フィニッシュは、印刷工程における「組版」が専門の会社です。組版とはどのようなものなのでしょうか?
書籍を制作するためには、企画からスタートし、原稿作成、図表の作成、レイアウト、入力、組版、製版、印刷、そして製本と、たくさんの過程があります。このうち組版とは、執筆された原稿の指示にしたがって、文章や図表などをページに配置していく作業です。
ページを読みやすいものとしていくためには、文字の書体やサイズ、字間、行送り、ルビなど多くのことについて配慮・調整していかなくてはなりません。近年では、ワープロのソフトも発展していますので、ある程度のことは執筆者が自分でできるようになっています。しかし、書籍を本当に読みやすいものにするためには、DTP(デスクトップパブリッシング)のソフトを使用して、精密に調整していかなくてはなりません。
たとえば、数式が入った原稿ならば、数式をきれいに読みやすく仕上げるのは、素人にはかなり困難です。しかし、組版の専門業者である日本フィニッシュでは、字間などを微調整することにより、数式を見やすくきれいに仕上げることができます。
日本フィニッシュは、マークシート事業や組版事業のほか、さまざまな事業を行っています。「紙文書のPDF化」も、それら事業の1つです。
過去に作成した紙に印刷された文書は、保存が困難になることが多いものです。整理されないままにしまわれていることも多いのではないでしょうか。しかし、それら紙文書は、デジタルデータに変換しPDF文書とすることで、保存を用意にすることができます。また、OCRやデータベースなどのオプション機能をもたせることにより、デジタルデータとして活用することも可能となります。
会社名 | 日本フィニッシュ株式会社 |
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住所 | 東京都文京区湯島1-1-12 NTビル |
設立 | 昭和55年 |
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