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公開日: |更新日:

Remark

読み取り専用機いらずで低コストで導入・運用ができることため、全国の教育機関や、研究機関から2,400件以上(2022年2月時点)で利用されているOMRソフトです。こちらでは、Remarkの料金や特徴、導入事例、動作環境について紹介します。

ソフトの料金

費用 217,800円
バージョンアップ版(Ver.8 ⇒ Ver.9) 99,000円
バージョンアップ版(Ver.7 ⇒ Ver.9) 146,300円
バージョンアップ版(Ver.5.5 ⇒ Ver.9) 182,600円
インシデントパック 3  33,000円(1年間有効)

ソフトの特徴

マークシート読み取り専用機・専用紙が不要

これまでのマークシート読み取りでは専用の読み取り機・マークシートが必要でしたが、RemarkはWindowsPCとスキャナがあればマークシート処理が可能です。エクセルやワードファイルに対応しており、普通紙にマークシートレイアウトをプリントできるので、マークシートのテストやアンケート用紙の作成が簡単にできます。

手軽で操作が簡単

Remarkはマークシートの読み取り設定の操作が簡単です。マークシートの読み取り範囲指定はマウスでドラッグするのみ。データ形式の指定も保存時に選択するだけなので、利用者からも手軽で使いやすいと好評です。

集計・分析機能が豊富にそろっている

読み取ったデータをさまざまなレポートでまとめてくれるRemark。各質問・回答に関する統計情報を表示する「詳細項目分析レポート」や、テスト採点時に各生徒の成績を統計データとして閲覧できる「生徒統計レポート」などがあります。エクセルに出力して自分で加工せずに、多角的な視点から集計・分析したデータを確認できるのが魅力です。

Remarkで出来ること

ソフト上でのデータ確認・修正

ソフトを起動した状態で、スキャナから読み取ったマークシートの答案データを目視確認できます。未記入の箇所や二重入力の箇所を抽出して改めてチェックしたり、気になる箇所を人の目で確かめたりといった柔軟な対応により、マークシートのメリットをどういった状況でも発揮できます。

読み取り位置の設定

自分が作成したマークシート答案の読み取りたい場所を範囲指定するだけで、簡単に読み取り位置を設定できます。読み取り方向や読み取る項目の数まで自在にカスタマイズ可能。受験番号から複雑な選択式の答案まで、意図した通りに読み取り正確なデータを収集してくれます。

レポートの作成時のテンプレート使用

スキャナで読み取った答案を集計する際、結果は自動的にデータとして分析されます。分析データを元に詳細レポートが自動作成され、スキャナに取り込んだ瞬間からほぼすべての作業を自動化することが可能。レポートの作成はいくつかのテンプレートから選択できるため、アンケートや簡易テスト、正式なテストなど…多種多様の場面に臨機応変な集計をします。わざわざ1からレポートを作る必要がありませんから、PC作業が苦手な人でも簡単に場面に応じた詳細レポートを作成できます。

両面同時読み取り

スキャナが両面を同時に読み取れるタイプの機種であれば、Remarkでは両面同時に読み取ったデータを1つの集計データとしてまとめられます。表面と裏面のデータを同時に集計することで、集計にかかる時間を大幅に短縮する他、スキャナに紙を送り込む人の手間も削れるのは魅力。多機能タイプの複合機などがあれば、ランニングコストを節約する一助となるでしょう。

文字を含んだマークの読み取り

丸の中に数字やアルファベットが入ったようなマークシートの場合でも、Remarkでは正確に読み取りが可能です。マークの中の文字や数字を小さめに設定することで、単なるマークシートにはない多彩な設問の設定、答案の方法を実現させられます。記述式のように、選択肢ではわからない回答者の意図を細かなところまで知りたいときに役立つ機能です。

分析データの二次加工

Remark上で取り込んだ集計・分析データは、コンマ区切りのcsv形式で出力が可能。Excelなどの表計算ソフトに流し込めば、分析結果をグラフや表形式に二次加工することができます。欲しいデータだけを抽出したり、集計したデータ同士を比較したりといった、細やかな対応も思うままに対応できます。特定の問題を間違えた答案者のみを抽出、といった使い方で今後のフィードバックや指導内容のサポートにも繋がります。

各種用紙サイズへの対応

Remark上で設定を行えば、A4サイズ以外の用紙サイズを処理することができます。A5サイズやB5サイズ、レターサイズなど…該当する用紙サイズがない場合は、カスタム設定で直接用紙サイズを設定できます。用紙サイズに制限のないマークシートを実施できますので、ちょっとしたアンケートやテストから本格的な試験まで臨機応変に対応できます。

イメージ形式での読み込み

スキャナで直接用紙を取り込む他、Remarkではイメージ形式の画像データを取り込んで集計・分析作業を行えます。JPEG形式やTIFF、PNG、Windows Bitmap、Multipage PCXなど各種形式のイメージデータも難なく取り込んで、正確なレポート結果にして出力できるのです。

Remarkを使うのに必要な環境

Remarkの導入環境で必要な物についてですが、印刷できるプリンターとスキャナ、そして印刷に使う普通紙、そしてRemarkを稼働させられるWindowsのPC端末です。シンプルな構成でRemarkは稼働しますから、どんな企業、環境でも柔軟に活用できます。

スキャナの「両面同時読取」機能にも対応していますから、多機能なスキャナや複合機を使う環境ではより効率的にマークシート処理を行えます。

また、Rmarkでマークシートを作成したり集計・分析を行ったりする際には、PCにExcelやAccessなど、csvデータのファイルを処理できるソフトウェアが必要です。マークシートの作成にはWordを使用することもあります。

必要な環境は一般的な企業や団体で用意できるものばかり。もちろん環境が整っていれば自宅でも利用可能です。

どんな人におすすめのソフト?

マークシート導入のコストを削減したい人

Remarkはソフトウェアさえインストールすれば、普段使用しているプリンターやスキャナ、普通紙を使ってマークシートを導入できます。専用の読み取り機やマークシートを印刷する専用紙を購入する必要もないため、極めて低いランニングコストでマークシートを始められるのが強みです。

ランニングコストを下げることはもちろん、読み取ったマークシートの集計から分析までをソフト内の機能で完結させられるため、これまでアンケートやテストの実施に割かれていた人的コストを削減することにも繋がります。「予算がネックになってマークシートを導入できない」「なんとか低コストでマークシートを始めてみたい」という人にはうってつけのソフトウェアです。

ややこしい手順なしで手軽にマークシートを導入したい人

マークシート処理ソフトはたくさんありますが、中にはPC作業に精通した人にしかピンとこないような、複雑な作業を要するものもあります。PC作業に明るくない人や、スキルにムラのある不特定多数が所属する場所などで使うことを考えた場合、Remarkのシンプルさは非常に強い魅力となります。

普段使われることの多いWordソフトでマークシートを作成し、ドラッグで読み取り位置を設定後、スキャナとソフトに集計・分析を任せるだけです。何も難しい作業はありませんから、複数人でソフトを共有して使いたい企業や団体におすすめできます。使い慣れたソフトを使用しての作業がほとんどですから、マークシートソフトを使いこなせるか心配している人にもおすすめです。

アンケートやテストを効率よくしたい人

問題用紙を作成し、それらを配布して手作業で集計・採点し、また手作業でそれらをまとめる…アンケートやテストの実施には多くの人的コストや手間がかかります。Remarkは問題用紙の作成から集計・分析までを一貫して自動化させるソフトですから、テストやアンケートの実施を大幅に効率化します。

集計や採点をすべてソフトが行うことにより、人の手による作業をカットできる他、採点ミスのリスクを減らすことにも繋がります。正確な読み取りで集計・採点した結果は自動でデータ化された上で分析レポートまで作成できますから、スピーディに結果のフィードバックを行うことも可能。もちろんレポートテンプレートに頼らず分析結果をカスタマイズすることも可能ですが、あらかじめデータ形式にまとめられているため、人が行う作業は限りなく少ないものになっています。

テストやアンケートの効果を上げたい人

テストやアンケートを実施する場合、その結果として答案者の成績が良くなることや、回答者の意見を忠実に反映することが目的となります。目的達成に必要なのは正確かつスピーディな集計と分析。Remarkはこのどちらをも実現し、行ったテストやアンケートの結果を最大限に活用します。

まず集計・採点が自動化されて素早く行われることで、早く結果を見ることができ、フィードバックや意見の反映に時間をあてられます。テストの場合は答案者一人ひとりに寄り添った分析レポートを返せますし、アンケートの場合は集計結果を分析し、適切なタイミングで適切な対応を行えます。Remarkを導入することで、テストやアンケートを実施した意義が多く生み出されるのです。

Remarkの操作イメージ

導入事例

公式HPの導入事例を一部紹介します。

参照元:https://www.hammock.jp/remark/use.html

アンケート集計も大幅に時間短縮

高校生の全校生徒を対象に、1人2枚の自治体アンケート調査を実施。Remark導入前には各クラスの担任の先生が手作業で集計していたため、先生15名で15,750分かかっていました。つまり、265時間になるため、1人あたり17時間ほどの作業時間がかかる計算です。

それがRemark導入後には、Remark担当の先生が1人で対応し、かかる時間が900分と大幅に短縮が可能となりました。これは導入前より作業時間が17.5分の1になった計算です。このように大幅に集計時間の削減が可能となっています。

定期的なテスト採点も効率化

こちらも高校生の全校生徒を対象に、定期の学年統一テストをしたときの例です。Remark導入前は、科目の担任の先生が3人がかりで手作業集計し、1,800分。およそ30時間かかっていました。先生1人あたり10時間かかる計算です。

しかしながら、Remark導入後は作業時間が15分の1に。先生が1人で集計しても120分、2時間しかかかりません。定期テストは文字通り定期的におこなうテスト、作業時間が大きく短縮することで、その分、ほかの仕事に時間を費やせることは生産性の向上へとつながり、学校の仕事もはかどるでしょう。

よくある質問

Remarkで読み取ったデータをCSVで出力することはできますか?

できます。

Remarkで読み取ったデータを保存する際、選択可能な形式リストに「CSV」は登場しませんが、ファイル名の最後尾に「.csv」と付けることでCSV形式でデータを保存・出力することができます。

ライセンスはPCごとに付くのでしょうか?それとも学校ごとでしょうか?

PCごとに付きます。

PC1台につき1ライセンスが必要となるため、使用予定のPCの台数と同じ数のライセンスを購入してください。

なお1ライセンスのみの購入で複数のPCにソフトをインストールした場合、ライセンス違反となるためご注意ください。

スキャナから両面イメージを取り込むには、どのような操作が必要ですか?

Remarkの「スキャナのプロパティ」画面を開き、「両面スキャナ」にチェックを入れてから両面イメージの取り込み操作を行ってください。

この方法で両面イメージを取り込めない場合には、「両面スキャナ」と「二重走査」の両方にチェックを入れてみてください。または、使用中のスキャナのTWAINインタフェースの設定画面から、画面を指定して両面イメージを取り込んでください。

Remarkの動作環境

Remarkの動作環境は以下の通りです。

OS Microsoft XP SP3/Microsoft Vista SP2/Microsoft 7 SP1/Microsoft Windows 8、8.1/Microsoft Windows 10
メモリ 1GB RAM以上
CPU 2GHz以上
ストレージ 1GB以上

Remarkを提供している会社

会社名 株式会社ハンモック
電話番号 03-5291-6121
公式HP URL https://www.hammock.jp/

マークシートのソフトや読み取り機を導入するなら

Remark以外にも本サイトではマークシートのソフト・読み取り機の会社を紹介しています。

各社導入の費用対効果を深掘りし、マークシートを導入するにあたってかかる料金が安くておすすめなマークシート会社をピックアップしました。読み取り機やソフトにコストをかけずに、マークシートを作成できる業者もご紹介。

教育機関や企業関係の方はぜひご参考ください。

記述式にも対応できる
おすすめのマークシート会社2選

スキャネット

スキャネット_キャプチャ画像

引用元:スキャネット公式HP
(http://www.scanet.jp/)

集計/採点用ソフトの費用
無料ソフトあり※有料ソフト99,000円~
取り扱っている
読み取り機の種類
スキャナ44,000円~
導入にかかる最低費用
48,180円

教育ソフトウェア

教育ソフトウェア_キャプチャ画像

引用元:教育ソフトウェア公式HP
(http://www.kyoikusw.co.jp/)

集計/採点用ソフトの費用
107,800円~
取り扱っている
読み取り機の種類
OMR※費用は要問合せ
導入にかかる最低費用
622,600円

【調査対象】
2023/5/8時点、Google検索で「マークシート 導入」と調べ、検索結果に表示された上位50社を選出。

【選定基準】
その中でマークシート、集計/採点用ソフト、読み取り機の金額が明記されている2社をピックアップ。

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