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高い精度を誇るOCRソフトの本格読取は、画像からの読み込みや自動補正機能がついています。多様なファイル形式にも対応しており、活用できる場面は多種多様。本格読取の動作環境や機能の特徴についてご紹介します。
費用 | ダウンロード版:3,828円 CD-ROM版:4,378円 |
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本格読取にはパナソニック社が製作した、高い精度を誇るOCRエンジンが搭載されています。文字認識は筆跡の崩れやフォントで読み取り装置が誤読してしまう可能性がありますが、本格読取に搭載されたOCRエンジンは約75万語の辞書により、専門書や論文といったややこしい文書でも高い精度で読み取ることが可能です。
実際にFAX文書や複写した文書に多く見られるかすれ文字や、解像度の低い画像の印刷された文字も認識しています。走り書きの手書きメモから、印刷されたプリント類の中の1枚まで、幅広い文書をテキストデータとして分類することができます。
文書ファイルの中には、表組みでまとめられているテキストデータも数多く存在します。こうした表組みによる文書を読み取った際、Excelなどの表計算ソフトで読み込めるデータとして、セルに反映することができるのも本格読取の特徴です。表に記された文字を単なるテキストデータとして読み込んだ際は、文脈の分からないデータとしてしか保存されませんが、本格読取なら表として自動で変換されるため、文書に記されている情報をそのままデータ化することが可能です。
請求書データや名簿表といった文書を簡単にデータ化してしまえるため、ペーパーレス化に非常に便利です。Excelの他にも、Word形式で写真や文字・背景の各領域を抽出することも可能。色や文字の大きさを限りなく近い形で再現します。
本格読取で読み取ったデータは、シンプルなテキストデータとして変換する他、WordやExcelといった形式のファイルに変換することも可能です。他にもEVERNOTEと連携することにより、スマートフォンとPC、タブレットなど、異なる端末間でデータをやり取りするために利用することもできます。ScanSnapからのデータ取り込みにも対応しており、対応機種以外でもパソコンに画像ファイルとして保存すれば読み込みが可能です。
スマートフォンなどで撮影した写真からも文字を読み取ることができます。例えばスクリーン上に映し出された文字を斜めのアングルから撮影した写真にも、自動補正機能で読み取りやすくしてテキストデータに変換します。傾いている画像も簡単に自動補正し、ノイズ除去や回転にも対応しているため、多様な場面で活用できます。
表形式で記載された紙媒体の資料は若干の修正が必要ですが、短時間でデータの作成ができるようになりました。表形式が読み取れるOCRを探しており、実際に複数試用していましたが、本格読取後は十分すぎると言える結果が得られました。シートフィーダ付きのスキャナーも購入した結果、さらに作業効率が向上しています。
かなり掠れた文字のある文書で試しましたが、正確に変換してくれました。罫線のように映り込んだ単純な部分の掠れ処理がもう少しリカバリー出来ればもう少し使いやすいと感じる程度で、OCRの精度は高いと思います。
本格読取の動作環境は以下の通りです。
OS | Windows 10, Windows 8.1, Windows 7 |
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CPU | 1GHz以上 |
メモリ | 1GB以上 |
ストレージ | 必須空き容量240MB以上 |
ソースネクスト株式会社
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