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らくらくマークシート
らくらくマークシートは、専用紙や専用スキャナを用いることなくマークシート処理を行えるソフトウェアです。テンプレートが豊富で、どんなテストやアンケートにも活用できるのがポイント。らくらくマークシートの特徴や料金をご紹介します。
引用元:PCソリューションヨシダ公式HP(https://pcsol-yoshida.sakura.ne.jp/easymark/easyhlp.html)
「らくらくマークシート」の料金
「らくらくマークシート」の特徴
普通紙と市販スキャナでどこでも導入可能
らくらくマークシートを利用してマークシート処理を導入するためには、有料ソフトウェアを購入するほかに必要なものはありません。作成した紙は普通紙でもOKですし、イメージスキャナも市販の一般的なものでOK。回収した解答用紙を「画像ファイルとして取り込める」環境が備わっていれば、場所や設備を選ばないのが特徴です。
ソフトのみを購入すればOKという点は、マークシート導入へのハードルを大幅に下げます。プリンタとスキャナが用意できる環境であれば、企業や学校・塾、プライベートでも活用することが可能。用意に手間がかからないのがポイントです。
また専用の紙を購入しなくて良いという点から、ランニングコストの低さも魅力に繋がります。できるだけ低コストにマークシート処理を導入したいと考えている人や組織には、特におすすめできます。
作成から読み取りまで簡単に実施
「らくらくマークシート」の名前の通り、らくらくにマークシート処理ができるよう、シンプルかつわかりやすい作業画面が用意されているのも本ソフトの特徴の一つ。マークシートを作成する際には、ソフトに付属されているテンプレート30種類の中から適切なものを選んで、Excelを使って作業をします。
きちんと作り込んだテストを行うのか、それとも簡易的なアンケートを実施するのか…マークシート処理を用いる場面ごとに合わせて、臨機応変に対応できるだけのテンプレートが数多くそろえられています。
らくらくマークシートのサービスの一環として、無料でテンプレートの作成も行っているのも大事なポイント。依頼通りに作成したテンプレートを公開するという条件をクリアすれば、希望に忠実で最も伝えたいことを的確に反映したマークシートの問題用紙を入手可能です。他の企業や組織との差別化を図りたいときにも便利といえます。
また、有料サービスとしてマークシートの回答用紙の作成も請け負っています。機械に詳しくない利用者や、ソフトを上手く使いこなせない利用者にも親切なサービス内容が豊富です。まずは依頼してマークシートを作成してもらってから、次は自分の手で作成する…という流れを取る利用者もいるようです。
読み取りデータは画像・データ形式で保存
イメージスキャナを利用して読み取ったマークシートの回答データは、集計後にデータとしてコンマ区切りのCSVファイルで出力・保存されます。また、データだけではなく画像データとしても保存されているため、データと画像を照らし合わせて確認することも可能。
マークシートの画像には、ソフトが認識した部分に楕円に目立つような赤い枠が表示されます。これを見れば読み取り結果の正確性を分かりやすく確認できます。読み取った画像は自動的に保存されるため、マークシート処理と目視を組み合わせて記述式の問題を挿入するといったことも可能にします。
マークシートのテンプレートは随時更新
前述でご紹介した通り、無料でマークシートのテンプレート作成を依頼した場合、作ったテンプレートは公開されることになります。依頼後に作成、公開されたマークシートはらくらくマークシートのサイトにあるダウンロードサービスへと追加され、ソフトの利用者が随時ダウンロードして使えるようになります。
つまりマークシートのテンプレートは今後も随時更新され、増えていくということ。追加されたテンプレートの中に自分の求めていた様式を見つけることもできるでしょうから、使い勝手がどんどん良くなるわけです。
また、マークシートの作成がイマイチ難しいと感じる利用者にとっても、無料で公開されているテンプレートは救いとなるでしょう。忙しいときに自分でシートを作らずに済むことで、時間の大幅な短縮にも繋がりますね。
人手要らずのスピーディーな処理
らくらくマークシートには、ソフトに頼りきりでほぼ人の手を使わないでマークシートを実施できる機能が備わっている点が強みです。テンプレートを使えば問題用紙の作成はスムーズに終えられますし、印刷したマークシートを配布して回収すれば、後はイメージスキャナに取り込むだけで、問題の集計・採点までをオールインワンに行えます。
イメージスキャナは市販のもので構いませんが、オートシートフィーダのついたスキャナなら自動でマークシート用紙を機械内に送り込むことができるため、より人手を減らして時間を短縮できます。つまりオートシートフィーダのスキャナがある環境なら、らくらくマークシートとの相性が良いということ。
また、マークシートの印刷はプリンタの他、コピー機でも実行できます。コピー機を使う場合は「画像が鮮明に印刷されるかどうか」が条件となりますが、そこさえ満たせば一枚のマークシートから複製を印刷してしまえます。緊急時などに用紙を増やさなければならないとき、便利に活躍してくれますよ。
読み取り後のデータは幅広く活用
画像ファイルとして読み取った後の集計・採点データは、データにまとめられてCSVファイルとして出力されます。こちらのCSVファイルはExcelをはじめ、三四郎などの表計算ソフトやデータベースソフトで管理・編集できます。
問題ごとの正答率やよくある誤答を算出するほか、アンケート結果をグラフとして視覚的に分かりやすくまとめることも可能。テストやアンケートの結果を最大限に活用して、回答者の理解度や意見を汲み取るサポートをします。
また、試験やテストの後には的確なフィードバックを返すために役立ちます。回答者の苦手分野を明らかにしたり、授業や教育の不足点や課題を洗いだしたりといった使い方もできるでしょう。集計後のデータはまさに多種多様の形になり、マークシートが必要なさまざまな場面に適応します。
公費での購入希望にも対応
らくらくマークシートはソフトウェアとマークシート作成サービスをセットにして販売されています。個人用としての販売の他、学校や会社、団体などで購入する場合に向けた公費での購入希望にも対応しているのは魅力です。
公費で購入する場合には、必要事項を記入した申込用紙をFAXで郵送するだけでOK。見積書や納品書、請求書といった必要な書類を指定の期間へ郵送します。
ビジネス面で大きな組織にマークシート導入を考えている場合にも、しっかりサポートしているのが特徴です。購入前に気になる点がある場合も、問い合わせればしっかり応じて貰えます。
ダウンロード自体は無料
らくらくマークシートはシェアウェアです。そのためソフト自体は無料でダウンロードして、試用期間の間にお試しでソフトを利用することができます。購入を迷っている人や、作業環境との相性を確かめたい人などは、まずはダウンロードをしてみて、試用してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード後、らくらくマークシートは10枚までのマークシートの分析機能を利用することができます。実際に使ってみると、購入前と後のギャップが生じません。多くの場所でらくらくマークシートが使われているのには、こうした購入後の不満が生じにくいのも理由の一つです。
らくらくマークシートの操作イメージ
引用元:https://pcsol-yoshida.sakura.ne.jp/easymark/easyhlp.html
「らくらくマークシート」の導入事例
導入事例は見つかりませんでした。
「らくらくマークシート」の動作環境
らくらくマークシートの動作環境は以下の通りです。
OS |
Windows XP SP2以降、Windows Vista、Windows 7 |
メモリ |
記載なし |
ストレージ |
記載なし |
マークシートのソフトや読み取り機を導入するなら
らくらくマークシート以外にも本サイトではマークシートのソフト・読み取り機の会社を紹介しています。
各社導入の費用対効果を深掘りし、マークシートを導入するにあたってかかる料金が安くておすすめなマークシート会社をピックアップしました。読み取り機やソフトにコストをかけずに、マークシートを作成できる業者もご紹介。
教育機関や企業関係の方はぜひご参考ください。
記述式にも対応できる
おすすめのマークシート会社2選
スキャネット
引用元:スキャネット公式HP
(http://www.scanet.jp/)
- 集計/採点用ソフトの費用
- 無料ソフトあり※有料ソフト99,000円~
- 取り扱っている
読み取り機の種類
- スキャナ44,000円~
- 導入にかかる最低費用
- 48,180円
教育ソフトウェア
引用元:教育ソフトウェア公式HP
(http://www.kyoikusw.co.jp/)
- 集計/採点用ソフトの費用
- 107,800円~
- 取り扱っている
読み取り機の種類
- OMR※費用は要問合せ
- 導入にかかる最低費用
- 622,600円
【調査対象】
2023/5/8時点、Google検索で「マークシート 導入」と調べ、検索結果に表示された上位50社を選出。
【選定基準】
その中でマークシート、集計/採点用ソフト、読み取り機の金額が明記されている2社をピックアップ。