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保健師の国家試験対策
保健師の国家試験対策にマークシートを導入することで、本番を想定した試験の実施や問題変更への即応など、様々なメリットを得られます。ここでは保健師の国家試験対策にマークシートを導入するメリットや事例、マークシートを提供している会社を紹介します。
保健師の国家試験対策にマークシートを導入するメリット
本番の状況に合わせた試験の実施
令和3年2月に実施された「第107回保健師国家試験」のように、午前の部も午後の部もともにマークシートを活用した試験用紙が採用されており、保健師の国家試験対策としてマークシートを導入することで、本番での回答状況を模倣した試験を実施することが可能です。
ただし、保健師の国家試験においては、全問が選択肢から回答を選ぶ方式だけでなく、中には任意の桁に対応した数字をマークシートで記入するといった問題もあり、使用するマークシートについても保健師の国家試験対策として有効なデザインを選択しなければなりません。
採点効率の向上で担当者の負担が減る
マークシートによる試験用紙を導入すると同時に、OMR(光学式マーク読み取り装置)やスキャナなどを活用した自動集計システムを導入することで、大量の回答用紙であっても自動かつスムーズに採点して結果を集計することが可能になります。
試験の実施担当者にとって、個々の問題用紙を手作業で採点することは大きな負担となりますが、マークシートによる自動採点であれば担当者の作業負担を軽減させられることに加えて、効率化によって模試の実施回数を増やし、より密度の濃い試験対策を繰り返せることもポイントです。
出題基準の変更に合わせた回答用紙の作成が容易
保健師の国家試験に関しては、社会情勢や制度変更などに合わせて、出題範囲や基準といった内容が定期的に見直されています。
例えば、平成2年にはそれまで五肢択一だった選択問題が四肢択一へと変更され、また出題基準についても4年ごとの見直しが必要だと定められました。
様々なデザインを取り扱っているマークシート会社や、独自デザインに対応しているマークシート会社であれば、出題範囲や基準といったものが変更されても速やかに反映させやすく、試験対策の模試の質を維持にも繋がります。
保健師の国家試験対策にマークシートを導入した事例
「彩煌学園湘南医療福祉専門学校 東洋療法科」の事例
湘南医療福祉専門学校では、2002年に後者を移転して専科を新設したことにより生徒数が増加し、従来の手作業による採点方式では担当者の作業負担が大きく増加してしまったとのこと。そのため、OMR機器を使ったマークシートの読み取りシステムを導入。採点作業の効率化が進んだだけでなく、個々の生徒に対して得点状況や回答傾向にもとづいた指導を行える余裕まで生まれたようでした。
また、さらに国家試験対策に特化したマークシートシステムを導入することで、より充実した指導環境が整い、学生のモチベーションも高められるという成果を得られたそうです。
「沖縄統合医療学院」の事例
沖縄統合医療学院では、まず無料の採点ソフトを活用し、スキャナによるマークシートの読み取りシステムを導入しました。しかし、読み取った集計結果について改めてExcelへ入力したり、図表へ反映させたりしなければならず、より効率的なマークシート読み取りシステムを探していたそうです。
その後、専用のOMRを用いて自動集計も可能な読み取りシステムを導入し、一層の作業スピードの向上だけでなく、採点の正確性まで高まったということです。
また、正確な分、学生の記入ミスや記入漏れも目立つようになり、国家試験までミスを減らす練習を進められたとのことでした。
保健師の国家試験対策にマークシートを提供している会社
採点効率の向上によって担当者の負担が減ったり、出題基準の変更に合わせた回答用紙の作成が容易になるというマークシート導入。そこでここでは、保健師の国家試験対策にマークシートを提供している会社をいくつかご紹介します。
スキャネット
数百種類のマークシートを既存デザインとして用意し、さらに企業や利用者のニーズに合わせた独自デザインのマークシートにも対応している会社です。
様々なマークシート用紙を取り扱っているだけでなく、既存のスキャナや複合機に対応した採点ソフトを無償提供しているため、スキャネットで用紙を購入すれば、初期コストを抑えながら迅速にマークシートを導入できるコストメリットも魅力です。
また、マークシートの採点や集計といった作業のアウトソーシングにも対応しており、自社の環境に合わせた作業効率化の方法を選びやすいことも魅力でしょう。
スキャネット
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教育ソフトウェア
教育ソフトウェアはOMRの正規代理店として、マークシートの読み取りシステムについてハード面でもソフト面でも多くのクライアントのニーズへ対応してきました。また、オリジナルのマークシートの作成もデザインから印刷まで一貫対応しており、さらにシートのデザインは何度でも無料で提案してもらえるため、コストを抑えながらニーズにマッチしたマークシートを作成することが可能です。
加えて、記述式の回答用紙にも対応したデジタル採点ソフトなども提供しており、幅広い資格試験や国家試験の対策へ活用しやすいことは見逃せません。
教育ソフトウェア
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記述式にも対応できる
おすすめのマークシート会社2選
スキャネット
引用元:スキャネット公式HP
(http://www.scanet.jp/)
- 集計/採点用ソフトの費用
- 無料ソフトあり※有料ソフト99,000円~
- 取り扱っている
読み取り機の種類
- スキャナ44,000円~
- 導入にかかる最低費用
- 48,180円
教育ソフトウェア
引用元:教育ソフトウェア公式HP
(http://www.kyoikusw.co.jp/)
- 集計/採点用ソフトの費用
- 107,800円~
- 取り扱っている
読み取り機の種類
- OMR※費用は要問合せ
- 導入にかかる最低費用
- 622,600円
【調査対象】
2023/5/8時点、Google検索で「マークシート 導入」と調べ、検索結果に表示された上位50社を選出。
【選定基準】
その中でマークシート、集計/採点用ソフト、読み取り機の金額が明記されている2社をピックアップ。