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FormScanner
費用で比較!
記述式にも対応できる
おすすめのマークシート会社3選
引用元:スキャネット公式HP
(http://www.scanet.jp/)
- マークシート用紙の費用
(A4/5択/100問/1000枚)
- 20,680円
- 無料サンプルの有無
- ◎
- 集計/採点用ソフトの有無
- ◎
引用元:教育ソフトウェア公式HP
(http://www.kyoikusw.co.jp/)
- マークシート用紙の費用
(A4/5択/100問/1000枚)
- 22,000円
- 無料サンプルの有無
- 要問合せ
- 集計/採点用ソフトの有無
- ◎
引用元:セコニック公式HP
(https://www.sekonic.co.jp/)
- マークシート用紙の費用
(A4/5択/100問/1000枚)
- 22,000円
- 無料サンプルの有無
- 要問合せ
- 集計/採点用ソフトの有無
- 要問合せ
【調査対象】
2023/5/8時点、Google検索で「マークシート 導入」と調べ、検索結果に表示された上位50社を選出。
【選定基準】
マークシートを販売している8社に絞り込み、記述式に対応でき、HP上でマークシート用紙のサイズを記載している3社を選定。
【導入時の最低費用の内訳】
マークシートの費用は、A4サイズの試験用マークシート(5択・100問)の受注可能な最少枚数を採用しています。
- スキャネット…試験用マークシートA4サイズ100枚:4,180円、ソフト らく点先生2:無料、読み取り機(スキャナ)ScanSnap iX1400A:44,000円
- 教育ソフトウェア…試験用マークシートA4サイズ1,000枚:22,000円、ソフト SSくんⅢ SR-1800EXplus:107,800円~、ソフト+読み取り機(OMR)KS-高校-採点アンケートセットplusライト版:60万600円
- セコニック…試験用マークシートA4サイズ1,000枚:22,000円、ソフト:記載なし、読み取り機(OMR):記載なし
FormScannerはマークシート読み取りソフトウェアの中でも、無料で使用できるフリーウェアとして知られています。「無料で使える」という点で魅力のあるソフトですが、海外製のソフトウェアのため、事前に扱い方を予習しておくのがおすすめ。ここではFormScannerの特徴や扱い方についてご紹介します。

引用元:FormScanner公式HP(http://www.formscanner.org/)
「FormScanner」の料金
「FormScanner」の特徴
マークシートの作成から集計までが可能
無料のソフトウェアというと不安になるかもしれませんが、FormScannerは他のマークシート読み取りソフトと同じように、マークシートの作成から読み取り・集計までを全て行えます。使いこなすコストはかかりますが、テストやアンケートの採点・集計の効率アップを狙うなら必要十分な機能性です。
日本語版のソフトウェアではないため、パッと見た第一印象では混乱してしまうかもしれません。ですが、見た目で分かりやすいインターフェースで設計されているため、すぐにでも操作を覚えることが可能です。作成したマークシートを印刷して、回答済みのシートを画像ファイルにして読み取ればすぐに集計が完了します。
簡単な英単語さえ分かれば誰にでも簡単に扱えるソフトウェアです。無料なので使用までのハードルも低く、まさに「マークシートを試してみたい」という人の入門編として適しているでしょう。操作性はシンプルですから、使い続けていくうちにソフトの扱いに慣れるでしょう。
専用紙や専用スキャナなしで使用OK
ソフトが無料である他、FormScannerは専用の印刷紙やスキャナを必要としないのも魅力の一つ。Excelのある環境であればマークシートの作成も容易に行えるので新たな設備を購入せず、低いランニングコストでマークシートを導入できるのです。ソフトさえインストールしてしまえば、プリンターとスキャナ、オフィスソフトのみで作業を始められます。
スキャナで読み取ったマークシートは一度画像ファイルに変換する必要がありますが、画像変換の機能は多くのスキャナやPCに備わっています。「今の作業環境と相性が悪そう」といった理由で足踏みせず、思い立ったらサクッと使って試せるのが特徴です。数少ない「すぐに無料で使い始められる」マークシート処理ソフトといえるでしょう。
読み取った集計結果はCSVファイルで出力
FormScannerで読み取り、集計したマークシートの回答結果は、CSVファイルとして出力されます。CSVファイルはExcelを利用して整理していけば、問題の正答率や苦手・得意分野の傾向を詳細に分析することや、回答者一人ひとりに向けた細かなフィードバックを返すことも可能になります。
グラフにしたり割合を表示したり、ランキングを作ったり…行なったばかりのテストや問題の集計結果ができ、タイムリーな分析結果を着実に結果を活かすことができます。細やかなフィードバックを返したいという人に合うソフトです。
また、FormScannerの公式サイトには「ProcessBubbles」という専用の集計ファイルが配布されています。FormScannerを使って集計したデータの整理に悩んだときや、まだ使い方がよく分からないときなどは、「ProcessBubbles」を使って集計結果を整理していきましょう。
公式サイト配布の「ProcessBubbles」で簡単に集計
前述でご紹介した通り、FormScannerの公式サイトではマークシートによる集計・採点結果を整理するために作られたExcelファイル「ProcessBubbles」が配布されています。
「ProcessBubbles」にはあらかじめマクロが設定されているため、Excelの知識が浅い人でも、集計・採点結果を簡単に分析したデータを出力できます。正解率・不正解率の算出の他、特定のグループだけを取り出して採点・グラフ化といった、小回りの利く性能。テストや試験で一人ひとりに寄り添ったフィードバックを返せますよ。
もちろん「ProcessBubbles」もソフトと同様に無料でダウンロード可能。公式のファイルがマークシート導入のサポートを細かなところまでしてくれるというのも、無料とは思えない細やかさです。
WindowsでもMACでも使用可能
作業環境が「Windowsのみ」「MACのみ」というソフトウェアもありますが、FormScannerはMAC環境でもマークシートの作成・集計が可能です。OSに左右されず、作業環境を選ばないマークシート集計ソフトといえます。
企業や組織内だけではなく、自宅やプライベートで使っているPCを使っても処理を進めることができるのが強みです。
現在進行形で開発中のソフトウェア
FormScannerはフリーのソフトウェアであり、開発者は今もまだ現在進行形でソフトを開発し続けています。今後、新しい機能が追加されたり改善されたりする余地があり、使い勝手が良くなると考えても良いでしょう。
今の内に使い慣れておけば、今後もっと良い機能を備えたFormScannerで、さらにアンケート集計やテスト採点が捗ります。マークシート処理システムを長く使い続けていくことを考えている人に、おすすめできるポイントです。
学籍番号の読み取りや複数回答にも対応
有料のマークシート読み取りソフトと同じように、FormScannerにも様々な読み取り結果の集計方法が用意されています。例えば複数の回答を1つに繋げて学籍番号や社員番号として並べての表示、複数の回答で加点される問題を集計することも可能です。ちょっと複雑な問題・アンケート項目もしっかりこなしてくれます。
マークシートの作成・採点は自由にカスタマイズして行えるため、FormScannerを一度使い慣れれば試験に小テストにアンケート、様々な場面でマークシートを導入することができます。
英語がベースになっているため、トラブルが起きた時は海外のFAQや検索で調べる力必要になるのが多少のネックですが、魅力あるソフトといえるでしょう。
「FormScanner」の導入事例
大学の試験・アンケートの導入事例
学生のレベルに応じて内容を変えるプレースメント試験や、アンケートの集計としてFormScannerが導入されている大学もあります。Excelのスキル・知識がある程度備わっていれば、問題・回答用紙の作成から集計・採点までがとてもスムーズに進むようになりました。無料ソフトとしては充分、有料ソフトにも引けを取らない使い勝手です。
「FormScanner」の動作環境
FormScannerの動作環境は以下の通りです。
OS |
Windows・MAC、Excel |
メモリ |
記載なし |
ストレージ |
記載なし |