本ページでは、マークシート会社DCIに関して、サービスの対応範囲や費用の目安、得意としている分野などをご紹介します。
引用元:DCI公式HP(http://www.dcii.jp/)
まずは、DCIというマークシート会社の対応範囲を見ていきましょう。
用紙作成 | 読み取り機 | ソフト | アウトソーシング |
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○ | × | × | ○ |
DCIはマークシートに関連する業務のうち、用紙作成と集計・データ化のアウトソーシングに特化した会社になります。小学校から大学まで、教育機関が実施するテストや試験、学校評価などを専門的に行なっているのが特色。
もちろん、一般企業などからのアンケート集計依頼にも、対応しています。読み取り機やソフトなどの販売は行なっていないので、自社内でマークシートのシステムを構築したいというニーズには対応していないようです。
アンケート対象者数が1,000人の場合、54,000円+240円×1,000人=323,400円です。
基本的には個々の案件に応じて、その都度見積もりを行なっているようです。
一般的な学校評価アンケートであれば、基本料金54,000円+従量料金240円×人数が必要。
DCIは、教育機関向けの案件を多数手がけており、「マークシートの用紙の形式ありき」ではなく「調査や試験などの内容ありき」で用紙を設定しているのが特徴。
試験の採点はもとより、近年需要が増えている「授業評価」や「学校評価」、さらには各種の試験結果に基づく成績集計や、正解率、弱点分析といったサービスまで、まさに教育機関が求める様々なニーズに対応しています。
大きな規模で実施される公開模試にも対応可能。マークシート形式と自由記述式の回答欄が、組み合わされたシートを使用することもできます。
会社名 | 株式会社ディーシーアイ |
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住所 | 東京都千代田区神田東紺屋町31 神田槇町トライアングルタワーズ10F |
設立 | 2006年 |
DCI学力分析システムでは、従来にはない各生徒による設問ごとの弱点診断が可能です。正答率曲線で同じ合計得点者の正答傾向を、正答・誤答指数で弱点か否かの判断が一目でわかるようなっています。それぞれの単元での弱点が正確に素早くわかれば、試験合格のための効率のよい学習につながるでしょう。
それでは、正答率曲線と正答・誤答指数の具体的な内容、見方を解説しましょう。
正答率曲線とは、同じ合計点数を取っている生徒がその設問にどれだけ正解しているのかを示した曲線になります。例えば、設問1の正解率が合計点数30点の生徒では10%、合計点数80点の生徒では60%というような具合です。これを線で結んだのが正答率曲線となります。
この正答率曲線でわかるのは、その設問の難しさです。曲線は普通、合計点数の低い生徒のほうが下がっていて、合計点数が高くなればなるほどその設問の正答率も高くなっています。自分の合計得点とその設問の正答率を照らし合わせ、その合計得点者の正答率が高いのに誤答となっている設問があった場合、その問題は弱点であると判断ができます。
この正答率曲線で分かるのは、その設問の真の難易度です。自分と同じ合計得点の人がどれだけその設問に正解しているのか見ることにより、その設問が自分の弱点であったかどうかが分かります。合計得点80点の生徒で、90%の人が正解しているのに自分だけ間違えていたら、それは明らかに弱点であると言えるでしょう。
また、目指すべきレベルも把握できます。目指している合計得点を得るために、その合計得点者が高い確率で正解している設問をまず確認します。そしてその中で自分が誤答している設問をあぶりだします。どの設問を確実に正答すべきだったかを見て対象の設問を克服しておけば、今後受ける試験の合計得点アップにつなげることができるのです。
DCI学力分析システムでは設問ごとに正答・誤答指数出すことができます。これは、各生徒の設問ごとの正答・誤答指数になるので、より弱点が正確に把握できます。合計得点90点の生徒の設問2の誤答に対して-80の数がついていた場合、それは同じ合計得点の生徒の80%が正答しているということであり、その生徒の弱点であることがわかります。逆に誤答指数が-10%となっていたら問題自体が難関であったことを示し、その生徒の弱点とはなりません。
反対に、正答指数の場合は自分の得意分野かどうかがわかります。このように得意、不得意もわかるのが正答・誤答指数であり、これを用いて得意分野を今後どのように伸ばしていくのか、弱点をどう克服していくのかを考え、学習の筋道を立てることができます。
指数で正確に自分の弱点がわかれば、効率よく弱点を克服できるようになります。そのため、目標とする試験合格までの学習の近道となります。限られた時間の中で勉強を進めるためにも、この弱点分析は必須でしょう。
今までの分析では学力レベルによる誤答なのか、弱点による誤答なのかが分かりませんでしたが、このDCIの学力分析システムであれば難なく弱点分析が可能になります。
学習教室であれば、クラスのレベルごとに正解すべき問題を把握することにもつながります。そのクラスの授業内容の組み立てに役立てることも可能です。
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