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自由記述集計とは、アンケート回答者に自由に記述してもらった内容を分析し、様々な傾向などを把握する手法。言葉で自由に記述してもらう方法だけではなく、数値で自由に回答してもらう方法も自由記述集計の一種とされています。
回答の選択肢を限定せず、たとえば「少子高齢化について、あなたはどのように考えますか?」など、回答者の頭に浮かんだものを自由に答えてほしい時に自由記述集計が用いられます。自由記述欄の前にいくつかの選択肢アンケートを置くことで、回答者の自由記述の着想に一定のバイアスをかけることも可能です。
対象に対する量やパーセンテージを知るための「定量調査」とは異なり、自由記述集計では、回答の理由を知るための「定性調査」を行うことができます。数値に影響を与えている理由を知ることで、次の適切なアクションへと役立てることができるでしょう。
また、価値観が多様化している昨今、ビジネスのヒントともなる貴重な少数意見を発見できることがある点も、自由記述集計のメリットの一つと言えます。
数値ではなく文章による自由記述方式の場合、エクセルなどで簡単に内容を分析することは難しいと言わざるをえません。文章解析ソフトなどを購入して分析を行う形になりますが、導入コストがかかる上に、対象が文章である以上、ソフトの分析を信じ切ることにリスクを感じる人もいるでしょう。
回答からさまざまな傾向を分析できる「自由記述集計」。マークシート関連のサービスを提供している会社の中には、アンケートの実施から自由記述分析までを一貫して代行している会社もあります。
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自由記述集計のまとめ方として、代表的な次の2つを確認しておきましょう。
回答内容やキーワード等を基準にカテゴリ化し、定性的なデータを定量的なデータに置き換える集計方法。たとえば、ある質問に対してポジティブな回答をした人とネガティブな回答をした人の割合を算出する、などの用途で用いられる手法です。あわせて、年齢や性別などのクロス集計をかければ、より詳細な傾向をつかむことができます。
自由記述の文章を単語や文節で区切った上で、それぞれの相関関係や出現頻度を分析する集計方法。分析者は、文章に目を通さずに大まかな傾向や市場ニーズ等を把握することができます。
語句同士の関係性を分析する「構文解析」、回答者の感情面の傾向を分析する「センチメント分析」など、いくつかの手法があります。
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