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マークシートを利用した試験や調査を行うにあたり、どのようなサービスが利用できるのかについて、代表的な内容をご紹介していきたいと思います。
ひとえにマークシートサービスといっても、用紙作成や読み取り機の販売、ソフト・システムの販売、業者委託などがあるため、自分はどのサービスを利用すればよいか分からないと思います。
まずマークシートで何がしたいのかを見定め、自分にあった業者を選ぶようにしましょう。
マークシートを導入するにあたって、最初に考えなくてはならないのは用紙についてです。例えばテストを作るのであれば、何問・何択式で、判型はどうするのか、片面なのか両面なのかといったことを決めます。これを業者と相談して作ってもらうというのが通常の流れなのですが、いちいち相談するのが面倒くさいと思う方もおられるかと思います。
しかし業者の中には、汎用品のものを用意している業者があります。わざわざ特注で作成しなくても、各メーカーの用意している汎用品の中に用途に適したものさえあれば、事足りてしまう場合があります。特注品を注文する前に、まずは汎用品の品揃えが豊富な業者を当たってみることが賢明です。
また、マークシート用紙の良い点はスキャンのミスを軽減できるところにあります。一般的な用紙を自らプリントアウトするとなると、ズレや汚れという点がネックになります。しかし専用用紙はその心配が軽減されます。低価格で信頼性も高いものを求める方は、用紙作成業者に依頼するのがオススメです。
読み取り機にはOMRという専用機器と、スキャナの2つに分けられます。
OMRはマークシート専用の読み取り機なのでその精度は折り紙付きです。しかし、購入するとなるとどうしても値段が高くなってしまうという点があります。
一方スキャナはOMRよりも精度は劣るものの、職場や学校で使われている一般的なもので使用できるという点で、お手軽に導入することができるでしょう。OMRはローエンドモデルでも30万円前後から、スキャナは5万円程度から購入できます。
ここでいうソフトは専用読み取り機に付随する専用ソフトではなく、一般的なパソコン、複合機、スキャナなどを用いて、マークシートを実施可能にしてしまうシステムのこと。
専用の用紙や機器を用いることなく、普段からオフィスなどで使用している機器で、マークシートの作成、プリントアウト、スキャニング、集計ができるという点で注目されています。手軽にサクッと自分オリジナルのマークシートを作成・集計したいという方は導入を検討してみてはいかがでしょう?
また、ネット上に無料ソフトなども出回っていますが、セキュリティの点や個人情報保護の観点から考えても、有料のものを使用することをオススメします。
「餅は餅屋」のことわざ通り、その道の専門家に、用紙作成から集計・データ化までをすべてアウトソーシングしてしまうやり方です。
何千人規模の大きな試験やアンケートなどで、集計作業の膨大な手間暇がかかる、本業にさしつかえがある、といった場合は、委託してしまうこのやり方がよいでしょう。
マークシートは、一般的に1,000枚以上で販売している会社がほとんど。大手企業や人員の多い施設でない限り、導入するハードルは高いでしょう。しかし、中には小ロット(100枚単位)の発注を受け付けているマークシート会社もあるんです。小ロットの相場は数千円から数万円。中小企業や人が少ない地域施設でもマークシートを導入しやすい金額です。また、ロット数が多いと保管する場所が別途必要になりますが、100枚単位ならデスクサイドに置いてもさほど邪魔になりません。
専用の読み取り機(OMR)が必要な用紙だと、数十万円から数百万円する専用機器を購入しなければいけません。仮に小ロットの注文で用紙代を抑えても、これでは本末転倒です。導入コストを最小限に抑えたいなら、既に所持しているスキャナで読み取れるマークシート用紙を選ぶのがベスト。スキャナをお持ちでない場合は、比較的安値で購入できるスキャナ対応の用紙を選ぶと良いでしょう。
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