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テスト採点

学校や予備校、塾などで行なわれるテストを採点するのはだいぶ骨が折れますよね。ここでは、テストの採点にマークシートを導入している事例と、メリットについてご紹介します。

テスト採点にマークシートを導入するメリットとは

センター試験ではおなじみのマークシート方式ですが、近年では学校や予備校、塾などのテストもマークシートが使われています。その一方で、まだまだ解答記述方式にこだわっているところが多いのも事実です。

解答記述方式は、受験生側の個性や感性といったものを見極めるためには、とても重要なポイントになります。

しかし、現在のマークシートも日々進化しており、塗りつぶしの選択式のみならず、記述欄を設けることができる記述式も存在しています。今まで、テスト採点にマークシートを導入することを考えたことがない方にも、ぜひマークシートのメリットを知っていただきたいです。

マークシートを導入した場合、次のようなメリットがあります。

採点作業の時短&効率化

テストを受ける生徒の数が多ければ多いほど、マークシート方式によってもたらされるメリットは大きくなります。

実際、とある予備校では、数千人単位の受験生が一斉に受ける模試の採点において、1ヶ月近くかかっていたものが、2~3日程度で完了してしまったというのです。かなりの日数が短縮されていますよね。上記は極端なケースになりますが、マークシートの導入によって短縮化・効率化は十分に図れます。

例えば、記述式を重視している教育機関であっても、選択式と記述式を併用したマークシートを取り入れるだけで、採点作業を効率的に進められます。加えて、教職員の負担軽減にもなるのです。

テスト結果の分析・フィードバックが簡単

テストを実施した側が気になることと言えば「一番正解率が高いのはどれか」「回答率が悪いのは、どの問題か?」ですよね。マークシート方式なら、わざわざ目視で1枚ずつ集計しなくても、簡単にデータ化できます。すぐに把握することができるのです。

集計にも時間がかからないため、採点結果の内容を、すぐに授業でフィードバックしたり、次回のテスト問題作成に役立てたりすることも簡単に行なえます。

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テスト採点効率化のためにマークシート方式を導入するデメリットや注意点

マークシートを導入すると、テストの採点にかかる時間を大幅に短縮し、分析結果をすぐに次の授業や講義、テスト内容に容易に反映させることができることがわかりましたが、反対にマークシートを導入するデメリットや注意点を解説します。

・・マークシートはくせ字や文体によってはうまく読み取れない

技術の発展によって、マークシートは塗りつぶしだけでなく記述式の読み取りも可能になりました。しかし、くせのある字や「1」と「7」など判読が難しい手書きの解答などは、正確に読み取ることができません。ミスを防ぐために、マークシートを導入したあとも目視によるダブルチェックを行うようにしましょう。

マークシートを読み取る機器OMRは記入方法が鉛筆に限られる

マークシートの読み取りにスキャナではなく専用機器のOMRを使用する場合は、原則として記入方法が鉛筆に指定されます。鉛筆の成分で塗りつぶされた部分しか読み取ることができないので、テスト受験者にはシャープペンやボールペンではなく、鉛筆の利用を強いることになります。

とはいえ、公的なテストの多くはOMRで採点を行っているため、鉛筆での記入に慣れるためにもそのような制約を設けても問題はないでしょう。

将来的には記述式解答も読み取り可能なOMRかスキャナを導入する必要

ほとんどの問題がマークシート形式になっている大学入試センター試験は、2020年に廃止され、2021年からは記述問題を含んだ「大学入学共通テスト」に移行することが決まっています。

そのように追従して、完全マークシート方式のテストは今後減っていく可能性があるため、これからマークシート方式を導入するのであれば、将来性を考えて記述解答の読み取りも可能な機器を選ぶほうがよいでしょう。

記述式テストの形式をマークシート方式用に変換する必要がある

マークシートの問題形式は、ある程度決まってしまっています。効率化するために完全記述式のテストからマークシート方式のテスト形式に変更する場合には、テストの出題形式をも変える必要があるのです。

しかし、各社サービスによっては現在使っている記述式テストの形式や、テストの作成に利用しているソフトウェアをほとんど変えずにマークシート方式に移行できる場合もあります。

マークシート方式は機器に対する費用などの導入コストが高い

マークシートの読み取りには、専用のOMR機器かスキャナを使用します。このうち、より大量のテストを短時間で採点したい場合にはOMRが適しています。ただし、OMRはその性能の高さゆえに本体に高額の費用がかかることがデメリット。データの読み取りや集計用のシステムを同時に導入した場合、数十万円単位の初期費用がかかるでしょう。

OMRは長寿命で機能性も優れていますが、数十万円の出費は容易ではありませんよね。大量のテストを採点する必要がある学校や塾では、このように導入コストの高さからマークシート方式の導入へのハードルも高くなってしまいます。

とはいえ、スキャナの高性能化によってOMRとの機能差が以前よりも縮まってきています。毎分100枚という十分な速度で読み取りができるスキャナが現在では数万円で購入できることもあり、OMRにこだわらなければコストを抑えて導入することができるでしょう。

継続してマークシート専用用紙の購入が必要な場合も

専用のマークシートを利用しなくてもマークシート方式を導入できるサービスを提供している企業もありますが、基本的にマークシート方式を利用する場合には継続して専用の用紙を購入しなければなりません。多くの場合1,000枚単位といった大きめのロットで注文することになります。

導入の際の初期費用や準備にはそれ相応の費用と手間が掛かりますが、5年や10年といった長いスパンで考えた場合、大量のテストを手作業で採点する手間と人件費に置き換えると大いに検討する価値があるでしょう。

一回あたりの印刷費や用紙の代金を考慮して、ランニングコストの安いマークシート機器を導入することもコストパフォーマンスのよい選び方だといえます。

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